pt-tablespace-usage

概要

各データベースごとのテーブルスペースの使用状況を表示します。

各テーブルスペースについて、どのデータベースがどれくらい容量を使っているかを確認することができます。

実行方法

pt-tablespace-usage [option...]

オプション

-h, --host=HOSTNAME
-p, --port=PORT
-U, --username=USERNAME
-d, --dbname=DBNAME
--help

-h, --host オプションは、接続するPostgreSQLデータベースのサーバ名またはIPアドレスを指定します。オプションが指定されない場合は、PGHOST環境変数に設定された値が使われます。PGHOST環境変数が設定されていない場合には、デフォルトの値として localhost が使われます。

-p, --port オプションは、接続するPostgreSQLデータベースのポート番号を指定します。オプションが指定されない場合は、PGPORT環境変数に設定された値が使われます。PGPORT環境変数が設定されていない場合には、デフォルトの値として 5432 が使われます。

-U, --username オプションは、PostgreSQLデータベースに接続するユーザ名を指定します。オプションが指定されない場合は、PGUSER環境変数に設定された値が使われます。PGUSER環境変数が設定されていない場合には、USER環境変数に設定された値が使われます。

-d, --dbname オプションは、接続するデータベース名を指定します。オプションが指定されない場合は、PGDATABASE環境変数に設定された値が使われます。PGDATABASE環境変数が設定されていない場合には、データベースに接続するユーザ名と同じ名前のデータベースに接続します。

出力項目

TABLESPACE テーブルスペース名
DBNAME データベース名(pg_globalテーブルスペースの場合は空欄)
SIZE (MB) テーブルスペース内でデータベースのオブジェクトが使っている容量(MB単位)

実行例

ローカルホストのポート 5432 で動作するPostgreSQLインスタンスの postgres データベースに接続し、各テーブルスペースのうち、各データベースの使用している容量を表示します。

$ pt-tablespace-usage -d postgres
+------------+-----------+-----------+
| TABLESPACE |   DBNAME  | SIZE (MB) |
+------------+-----------+-----------+
| pg_default | postgres  |         8 |
| pg_default | template1 |         6 |
| pg_default | testdb    |         8 |
| pg_global  |           |         1 |
| spc1       | postgres  |        16 |
+------------+-----------+-----------+